コーヒー豆の海外調達 UCC 環境保全や労働環境に関する新基準

海外から輸入するコーヒー豆をめぐり、環境保全や生産者の労働環境に関する新たな会社独自の基準を、大手コーヒー会社が作りました。2030年までに自社で使うすべてのコーヒー豆を基準を満たしたものに切り替えるとしています。

UCCホールディングスは、海外から調達している原材料のコーヒー豆について、熱帯雨林の保全のほか、途上国の生産者と先進国の消費者が対等な立場となる考え方「フェアトレード」に関する新たな会社独自の基準を作ったということです。

国際的なNPOなどとも協力して、2030年までに自社ブランドで使うすべてのコーヒー豆を基準を満たしたものに切り替えるとしています。

海外から輸入するコーヒー豆をめぐっては、農園の乱開発が熱帯雨林の減少につながったり、立場の弱い小規模農家が不当に働かされたりするケースもあるとされ、生産や調達の在り方が国際的な課題となっています。

UCCホールディングスの里見陵執行役員は、気候変動の影響でコーヒー豆の生産量が将来的に減少するおそれがあるとしたうえで「将来まで持続可能な産業にするため、取り組んでいきたい」と述べました。