バイデン政権 ウクライナに30億ドル近くの追加軍事支援を発表
アメリカのバイデン政権はウクライナに対し30億ドル近く、日本円にして4000億円余りの追加の軍事支援を発表しました。
半年前に侵攻が始まって以降、1度の支援額としては、最大規模だとしています。
ホワイトハウスは24日、声明で、バイデン政権によるウクライナに対する追加の軍事支援を発表しました。
支援額は29億8000万ドル、日本円にして4000億円余りで、半年前にロシアの軍事侵攻が始まって以降、1度の支援額としては、最大規模だとしています。
24日は、ウクライナが1991年にソビエトからの独立を宣言した記念日です。
支援の内訳について、声明は、防空システムや弾薬、無人機に対抗するシステム、レーダーなどが含まれるとし、ウクライナが長期に国の防衛をはかることを可能にするとしています。
バイデン政権は、ロシアを過度に刺激してアメリカとの衝突につながらないよう慎重な姿勢を維持しながら、戦況にあわせた兵器の供与を続けていて、ロシアによる軍事侵攻が始まって以降、ウクライナに対する軍事支援は今回の発表前の段階でおよそ1兆3000億円に上っていました。