西九州新幹線の切符販売始まる 一番列車は開始約10秒で完売

来月23日に開業する西九州新幹線の指定席の切符の販売が23日から始まり、一番列車は受け付け開始からわずか10秒ほどで売り切れました。

西九州新幹線は来月、佐賀県の武雄温泉駅と長崎駅の間で開業しますが、1か月前となる23日、初日の指定席の切符の販売が全国で一斉に始まりました。

JR九州は事前にネット予約も受け付けていましたが、JR博多駅の窓口には販売開始の午前10時前から初日の切符を求める鉄道ファンらが集まり、希望の切符を買い求めていました。

JR九州によりますと、一番列車となる午前7時3分に武雄温泉駅を出発する下りの「かもめ1号」と、午前6時17分に長崎駅を出発する上りの「かもめ2号」は販売開始からわずか10秒ほどで売り切れたということです。

JRは開業初日に臨時列車も含め上下線合わせて55本を運行するとしています。

5号列車の切符を購入したという50代の女性は「整理券を取るために、息子が朝の6時から並んでいましたが、仕事があるため私が8時から交代で並んで手に入れました。ゲットしたよと伝えたいです」と話しました。

また、3号列車の切符を購入したという鉄道ファンの19歳の男性は「佐賀の嬉野温泉に新幹線が通るなんてうれしいです」と話していました。

長崎駅で一番列車の切符を購入した男性は

また、長崎駅では22日夜7時ごろから窓口に並んでいたという会社員の男性が一番列車の切符を買うことができました。

男性は「感無量で思わず涙が出てしまいました。一番列車に乗ることは責任も感じます。他の人の気持ちも背負って楽しんで乗りたいです」と目を潤ませながら喜びを語っていました。

長崎駅の萱嶋創駅長は「新幹線への期待をひしひしと感じます。あと1か月しっかりと準備してお客様を迎えたいです」と話していました。