名古屋 バス事故 出口へ走行中 分離帯に衝突か ブレーキ痕なし

22日、名古屋市の名古屋高速道路でバスが横転し炎上するなどして2人が死亡、7人がけがをした事故で、バスは高速道路の出口へと続く道路を走行していたところ、隣の本線との間にある分離帯に衝突したとみられることが、関係者への取材でわかりました。
現場にはブレーキの痕がなかったということで、警察は直前の運転手の状態やハンドル操作の状況などについて捜査を進めることにしています。

22日午前10時すぎ、名古屋市北区の名古屋高速道路で、市中心部から県営名古屋空港に向かっていたバス1台が横転して炎上し、その後ろで乗用車1台が焼けました。

この事故で、バスの中から2人が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されたほか、バスの乗客6人と乗用車を運転していた男性1人の合わせて7人がけがをしました。

現場は高速道路の本線と、「豊山南出口」へと続く道路が分かれる場所で、バスは出口へと続く道路を走行していたところ、隣の本線との間にある分離帯に衝突したとみられることが、関係者への取材でわかりました。

また、現場にはブレーキの痕がなく、バスは急なハンドル操作をする様子もないまま分離帯に衝突したあと、本線側に横転したということです。

運行会社によりますと、バスはこの出口から高速道路を降りる予定だったということで、警察は直前の運転手の状態やハンドル操作の状況などについて捜査を進めることにしています。

乗客6人は自力でバスから脱出か

名古屋市消防局などによりますと、横転し炎上したバスには事故当時、運転手も含めて8人が乗っていましたが、このうち乗客6人は消防が到着した際には、すでにバスの外に避難していたということです。

6人は、高速道路の壁面付近に避難して救助を待っていたということで、いずれも自力でバスから脱出したとみられるということです。