高校野球 仙台育英が初優勝 東北勢優勝は春夏通じ初【詳しく】

夏の全国高校野球は22日、決勝が行われ、宮城の仙台育英高校が山口の下関国際高校に8対1で勝って初優勝しました。東北勢の優勝は春夏通じて初めてです。
【“白河の関越え” 東北勢 優勝への歴史あり】
【試合経過 イニングごとの詳細あり】
【文末に今大会の全トーナメント表あり】
                     
決勝  |123|456|789|計H  
下関国際|000|001|000|15  
仙台育英|000|120|50x|813

仙台育英は4回、1アウト三塁のチャンスをつくり4番 齋藤陽選手のタイムリーヒットで先制し、続く、5回には1番 橋本航河選手と2番 山田脩也選手の連続タイムリーヒットで2点を追加しました。

そして7回には1点を加えたあと、1アウト満塁の場面で5番 岩崎生弥選手が満塁ホームランを打ってリードを大きく広げました。
投げては、先発の斎藤蓉投手が7回を1失点にまとめ、8回から登板した高橋煌稀投手も無失点で締めくくる好リリーフを見せました。
仙台育英は8対1で勝って、東北勢として春夏通じて初めての優勝を果たしました。

一方、下関国際は、準決勝まで粘り強さを発揮してきた打線が仙台育英の投手陣を打ち崩せず、継投で力を発揮してきた投手陣も粘ることができず、準優勝となりました。

仙台育英 流れつかんだ“多彩な戦術”

東北勢として初優勝を果たした仙台育英。決勝という大一番で試合の流れを引き寄せたのは相手の予想を上回る多彩な戦術でした。

その1つが1点を先制をした直後の5回の守りです。仙台育英はフォアボールとヒットでノーアウト一塁二塁とピンチを招きました。1点を追う下関国際が、1球目から送りバントの構えを見せたのに対して、2球目に仙台育英が選択したのはピッチャーの投球動作と同時にファーストとサードが前進する極端なシフトでした。

須江航監督が「バントをしっかりコースに決めないといけないというプレッシャーをかけたかった」とその狙いを話しました。
この球はボールとなりましたが、続く3球目、下関国際のバッターは「ファーストとサードが気になってしまった」とバントした打球がピッチャー前に転がり、二塁ランナーは、三塁でアウトになりました。
進塁を防いだ仙台育英は次のバッターをダブルプレーに打ち取り、相手に傾きかけた流れを食い止めたのです。
さらに仙台育英は、そのウラの攻撃でタイムリーヒットで1点を追加したあと2アウト一塁の場面で、ここ1番にとっておいたという戦術をしかけます。「ディレードスチール」です。通常の盗塁とは異なるタイミングで盗塁を成功させることで相手に動揺を与えようという狙いで仙台育英は見事に決めて2アウト二塁のチャンスをつくり、後続のタイムリーで貴重な3点目につなげました。
多彩で戦術で中盤から主導権を握り、勝利をつかんだ仙台育英。敗れた下関国際の坂原秀尚監督は「いろいろな戦術を仕掛けてくると準備はしていましたが相手が1枚上でした」と悔しさをにじませました。

仙台育英 須江監督「100年開かなかった扉が開いた」

仙台育英の須江航監督は東北勢として初めて優勝したことについて「100年開かなかった扉が開き、多くの人の顔が浮かびました。準決勝で勝ったとき、東北や宮城のみなさんからたくさんのメッセージをもらいました。熱い思いに応えられて何よりです」と喜びを話しました。
そのうえで、選手たちがコロナの影響を受けながら野球に取り組んできたことについて「青春はすごく“密”なのに、そういうことはだめだと言われ、活動していてもどこかでストップがかかるなか諦めないでやってくれました。目標になるチームがあったので暗い中でも走っていけました。全国の高校生に拍手して下さい」と観客に呼びかけていました。

一方、試合については「きょうは先発の斎藤が本当によく投げてくれました。2人目の高橋もよく投げてくれて、投げなかった3人もスタンドにいるメンバーもみんながつないだ継投だと思います」と投手陣の活躍をたたえました。

仙台育英 佐藤主将「うれし涙を流すことができ とても幸せ」

仙台育英のキャプテン、佐藤悠斗選手は試合後のインタビューで「最後の大会で大切な仲間と悔し涙ではなく、うれし涙を流すことができ、とても幸せです」と優勝の喜びを話しました。
そのうえで「たくさんの人に支えてもらいましたが、やはり毎日支えてくれた両親に一番感謝したいです」と話し「お父さん、お母さん、今まで苦しいときもあったけどこうやって日本一になれて良かったです。今までありがとう。これからもよろしく」と家族へ感謝の気持ちを示していました。

また、チームの強さの秘けつについては「メンバーに入っていない選手もメンバーに入った選手と同じくらいの実力があり、日本一の競争がチーム内にあることだと思います」と話し、須江航監督の印象をきかれると「本当に最後の最後まで熱い男だと思います」と話していました。

仙台育英 満塁ホームラン 岩崎選手「すべての人に感謝」

仙台育英高校で7回に試合を決定づける満塁ホームランを打った岩崎生弥選手は地方大会では病気の影響でメンバーから外れていました。
試合後の会見で、岩崎選手は「メンバーから、絶対に甲子園に連れて行くから諦めずに練習しろと言われ、甲子園で活躍するという目標を立てて一生懸命練習してきました。仲間に恩返しすることができてうれしいです」と話しました。そのうえで「入学したときから目指していた日本一を達成することができてよかったです。監督や家族、アルプススタンドで応援してくれた人たち、すべての人に感謝したいです」と話していました。

仙台育英 斎藤蓉投手「結果が出て良かった」

仙台育英の斎藤蓉投手は試合後のインタビューで「地方大会は自分以外の4人の投手が頑張って自分を甲子園に連れてきてくれたので、甲子園では自分が投げるしかないと思っていました。結果が出て良かったです」と優勝の喜びを話しました。
そのうえで誰にお礼を言いたいかを聞かれると「スタンドにいる仲間です」と答え、「きょう、みんなのおかげで優勝できたよ。ありがとう」とアルプス席に向かって声をかけていました。

“白河の関越え 東北へ” 東北勢の優勝への道

宮城の仙台育英の優勝は、104回を数える夏の全国高校野球の歴史の中で、東北勢としても悲願の初優勝となりました。

東北勢は、1915年(大正4年)の第1回大会で、秋田中学、現在の秋田高校が準優勝したものの、その後は、決勝にも進めない時代が続き、半世紀あまりがたった1969年(昭和44年)、青森の三沢高校が太田幸司投手の活躍で東北勢として54年ぶりの決勝進出を果たしました。愛媛の松山商業との試合は延長18回、史上初めて決勝での引き分け再試合となり、翌日の再試合で敗れました。
2年後の1971年(昭和46年)には福島の磐城高校が「小さな大投手」とよばれた身長1メートル65センチのエース、田村隆寿投手の活躍で東北勢として3回目の決勝に進みましたが、優勝はなりませんでした。
平成に入ってからは、1989年に宮城の仙台育英高校、2003年(平成15年)に現在、大リーグで活躍するダルビッシュ有投手がエースだった東北高校の宮城県勢が決勝に進みました。
さらに東日本大震災が起きた2011年(平成23年)からは青森の光星学院、現在の八戸学院光星高校が強力打線を持ち味に2年連続で決勝に進み、2015年(平成27年)には仙台育英が2回目の決勝に臨みました。
そして、直近では、節目の第100回大会となった2018年(平成30年)に、秋田の金足農業が現在、プロ野球・日本ハムの吉田輝星投手を擁して、秋田県勢として第1回以来の決勝に進みましたが、いずれも優勝には届きませんでした。
そして今大会、仙台育英がチームとして3回目、東北勢として10回目の決勝に挑み、山口の下関国際に8対1で勝って初優勝を決め、深紅の大優勝旗が初めて、白河の関を越えて東北の地に持ち帰られることになりました。
【夏の全国高校野球 東北勢 決勝結果】
1.第1回大会(1915年)秋田中 1-2 京都二中
2.第51回大会(1969年)三沢(青森) 0-0 松山商(愛媛)(延長18回引き分け)
《再試合》三沢 2-4 松山商
3.第53回大会(1971年)磐城(福島) 0-1 桐蔭学園(神奈川)
4.第71回大会(1989年)仙台育英(宮城) 0-2 帝京(東東京)
5.第85回大会(2003年)東北(宮城) 2-4 常総学院(茨城)
6.第93回大会(2011年)光星学院(青森) 0-11 日大三(西東京)
7.第94回大会(2012年)光星学院(青森) 0-3 大阪桐蔭
8.第97回大会(2015年)仙台育英(宮城) 6-10 東海大相模(神奈川)
9.第100回大会(2018年)金足農(秋田) 2-13 大阪桐蔭
10.第104回大会(2022年)仙台育英(宮城) 8-1 下関国際(山口)
             ★東北勢 初優勝

下関国際 山下主将「監督を日本一にしたかった」

下関国際のキャプテン、山下世虎選手は「今回の大会はコロナ禍での開催で、簡単に開かれた大会ではありませんでしたが、最後はたくさんの人の前で野球ができてよかったです。決勝まで進んだので、監督を日本一にしたかったです」と甲子園での戦いを振り返りました。そのうえで「チーム力の大切さを徹底することをできました。チームメイトは一番大切な存在です」と大会をともに戦い抜いたチームメイトへの思いを話していました。

下関国際 仲井選手「このチームで野球ができてよかった」

また5回途中、ショートの守備からリリーフのマウンドに立った下関国際の仲井慎選手は「ピンチの場面で0点で抑えきれなかったのが悔しいです。満塁ホームランの場面は、外野フライかと思いましたがどんどん伸びていき、入った瞬間悔しかったです」と話しました。
そのうえで「このチームで野球ができてよかったです。ともに過ごした仲間と監督の指導のおかげでここまで来られました。監督がいなかったら決勝までいけなかったと思うので、感謝したいです」と話していました。

下関国際 先発の古賀投手「優勝旗を下関に持って帰りたかった」

下関国際で先発した古賀康誠投手は「練習から日本一になることをずっとイメージしてやってきたので、悔しいです。優勝旗を下関に持って帰りたかったです」と話しました。
5回途中まで投げて3失点だったピッチングについては「準決勝では体重が後ろに残ってしまい、体の前で腕が振れませんでしたが、きょうは修正して甲子園での試合では一番よかったと思います」と振り返りました。

下関国際 坂原監督

下関国際の坂原秀尚監督は「仙台育英高校の投手陣が思っている以上の層の厚さでした。リリーフの仲井は満身創いでした。決勝でどれだけ体力が残っているのかがこれからのチームの課題になると感じました」と試合を振り返りました。
そのうえで、チームが去年の夏、山口大会の初戦で敗退したことを踏まえ「選手たちがよくぞここまで戦い、決勝まで連れてきてくれたことに感謝しています。かわいい選手たちが泣いている姿を見て私も泣いてしまいました。この2年半でウイニングボールよりも大切なものをもらったので、それだけで十分です」と選手たちをたたえました。
春のセンバツで優勝した大阪桐蔭高校と準優勝の滋賀の近江高校に勝った大会を振り返り、「諦めないことの大切さを生徒たちから学ばせてもらいました。覚悟、勇気を持って動かないと絶対に勝てないと感じましたので、今後の指導に生かしたいです」と話していました。

今大会入場者数 56万人余に 3年ぶりに一般客

高野連=日本高校野球連盟などによりますと、夏の全国高校野球は大会最終日の22日、3万1200人が訪れて、14日間の入場者数の累計は、56万6500人となりました。
今大会は、3年ぶりに一般の観客を入れて行われ、人数の制限も設けられませんでしたが、新型コロナウイルスの感染対策でチケットを全席指定にするなど感染拡大前の大会と販売方法が異なります。前回観客を入れた2019年の入場者は、84万1000人でしたが、単純な比較はできません。

【試合経過】

1回表 下関国際 ランナー出すも無得点

午後2時、決勝が始まりました。先攻は下関国際です。
現地の気象状況です。甲子園球場から10キロほど離れた神戸市の午後1時半時点の気温は33.4度。南西の風5.4m。雨は観測していません。

1.赤瀬 ショートゴロ
2.松本 サードゴロ
3.仲井 デッドボール
4.賀谷 空振り三振

1回ウラ 仙台育英は三者凡退

1.橋本 セカンドゴロ
2.山田 見逃し三振
3.森 サードフライ

2回表 下関国際 両チーム通じ初ヒットも無得点

下関国際は2アウトから両チーム通じて初ヒットが出ましたが、得点はなりませんでした。

5.水安 ショートゴロ
6.奥山 センターフライ
7.森 センター前ヒット
8.古賀 空振り三振

2回ウラ 仙台育英は三者凡退

4.齋藤(陽) ファーストゴロ
5.岩崎 ピッチャーゴロ
6.遠藤 空振り三振

3回表 下関国際 この試合初の三者凡退

9.橋爪 セカンドゴロ
1.赤瀬 サードゴロ
2.松本 センターフライ

3回ウラ 仙台育英 この試合初ヒットも無得点

7.秋元 ショートゴロ
8.斎藤(蓉)レフトフライ
9.尾形 レフトへのヒット
1.橋本 サードゴロ

4回表 下関国際 三者凡退に

3.仲井 ファーストゴロ  
4.賀谷 ファーストゴロ
5.水安 ライトフライ

4回ウラ 仙台育英が先制 4番 齋藤(陽)の適時打

仙台育英は4番 齋藤(陽)のタイムリーヒットで先制しました。

2.山田 レフトへのツーベースヒット
3.森 送りバント成功 1アウト三塁
4.齋藤(陽)ライトへのタイムリーヒット
(下関国際0ー1仙台育英)
5.岩崎 ファーストゴロ 2アウト二塁
6.遠藤 見逃し三振

5回表 下関国際 ランナー2人出すも追いつけず

下関国際はランナー一塁二塁のチャンスを作りましたが、チャンスを生かせず、得点はなりませんでした。

6.奥山 フォアボール 
7.森 センター前ヒット ノーアウト一塁二塁
8.古賀 ピッチャー前へのバント失敗 三塁に進めず 1アウト一塁二塁
9.橋爪 セカンドゴロ ダブルプレー

5回ウラ 仙台育英 連続適時打で2点追加

仙台育英は、2アウトから1番 橋本、2番 山田の連続タイムリーヒットで2点を追加しました。

7.秋元 ファーストゴロ
8.斎藤(蓉)センターへのヒット
9.尾形 ファーストゴロ 2アウト三塁
1.橋本 センターへのタイムリーヒット
(下関国際0ー2仙台育英)
2.山田 センターへのタイムリーヒット
(下関国際0ー3仙台育英)
3.森 フォアボール 2アウト一塁二塁
下関国際 投手交代 古賀→仲井
4.齋藤(陽)空振り三振

6回表 下関国際 1点を返す

下関国際は1アウト三塁から内野ゴロの間に1点を返しました。

1.赤瀬 ライトへのスリーベースヒット
2.松本 空振り三振 ワンアウト三塁
3.仲井 ファーストゴロ 三塁ランナーが返る
(下関国際1-3仙台育英)
4.賀谷 ファーストフライ

6回ウラ 仙台育英 ランナー出すも得点ならず

仙台育英は、7番 秋元がヒットを打ちましたが得点はなりませんでした。

5.岩崎 空振り三振
6.遠藤 空振り三振
7.秋元 ライトへのヒット
8.斎藤(蓉)センターフライ

7回表 下関国際 三者凡退 得点できず

5.水安 セカンドゴロ 
6.奥山 空振り三振  
7.森 ライトフライ

7回ウラ 仙台育英 5番 岩崎の満塁ホームランなどで突き放す

仙台育英は、1番 橋本のタイムリースリーベースと、5番 岩崎の満塁ホームランで5点を追加し、下関国際を突き放しました。

9.尾形 デッドボール
1.橋本 ライトへのタイムリースリーベース ノーアウト三塁
(下関国際1ー4仙台育英)
2.山田 フォアボール ノーアウト一塁三塁
3.森 デッドボール ノーアウト満塁
4.齋藤(陽)空振り三振 1アウト満塁
5.岩崎 満塁ホームラン
(下関国際1ー8仙台育英)
6.遠藤 ライトフライ
7.秋元 センターへのヒット
8.斎藤 蓉→代打 佐藤 サードへの内野安打 2アウト一塁二塁
9.尾形 見逃し三振

8回表 下関国際 三者凡退 得点奪えず

仙台育英 投手交代 斎藤(蓉)→高橋

8.山下 ファーストゴロ  
9.橋爪 セカンドゴロ  
1.赤瀬 レフトフライ

8回ウラ 仙台育英 ノーアウト一塁三塁も得点できず

仙台育英は2本のヒットを打ちましたが、得点はなりませんでした。

1.橋本 ライトへのヒット
2.山田 ライトへのヒット ノーアウト一塁三塁

3.洞口 一塁ランナー盗塁失敗 1アウト三塁
    見逃し三振 2アウト三塁
4.齋藤(陽)レフトフライ

9回表 下関国際の攻撃 ランナー2人出すも得点できず

下関国際は2アウト一塁三塁のチャンスを作り、最後の粘りを見せますが得点はならず、試合は終了しました。

2.松本 サードライナー
3.仲井 レフト前ヒット
4.賀谷 レフト前ヒット 1アウト一塁二塁
5.水安 センターフライ 二塁ランナータッチアップで2アウト一塁三塁
6.奥山→代打 染川 サードゴロ
(試合終了)

【先発メンバー】

<先攻 下関国際>
1.(中)赤瀬 健心
2.(二)松本 竜之介
3.(遊)仲井 慎
4.(一)賀谷 勇斗
5.(右)水安 勇
6.(左)奥山 晃大
7.(三)森 凛琥
8.(投)古賀 康誠
9.(捕)橋爪 成
<後攻 仙台育英>
1.(中)橋本 航河
2.(遊)山田 脩也
3.(三)森 蔵人
4.(右)齋藤 陽
5.(一)岩崎 生弥
6.(左)遠藤 太胡
7.(二)秋元 響
8.(投)斎藤 蓉
9.(捕)尾形 樹人

「優勝旗の白河の関越え」を 福島県の神社に多くの人が祈願

かつて東北と関東の境とされた福島県白河市の「白河関跡」にある白河神社では、全国高校野球の大会史上、優勝校が出ていない東北地方に優勝旗を持ち帰ってもらいたいという願いを込め、25年前から毎年、東北6県の代表校に白河の関の通行手形を贈っています。
神社には22日の決勝に臨む仙台育英の優勝を祈願しようと県内外から大勢が訪れ、境内には「決勝応援しています」「優勝しますように」などとしたためられた絵馬が掲げられています。

下関の水族館 “Vサイン フグ”で応援

山口県下関市にある水族館「海響館」では、東南アジアに生息し、頭の模様がVサインにも見えるフグの一種「パオスバッティー」を飼育していて、地元の下関国際の優勝を願って、その水槽に応援パネルを設置しました。
水槽には体長8センチほどの2匹のパオスバッティーが泳いでいて、その奥のパネルには「目指せ!甲子園優勝!」の文字のほか、地元でフグが「ふく」と呼ばれていることにあやかり、下関国際が「29点」を取って圧勝するスコアボードがデザインされています。