“成田空港周辺の路線複線化など輸送力向上を”有識者会議

滑走路の新設計画が進められている成田空港について、鉄道アクセスを検討してきた有識者の会議は、今後の利用者の増加を見込んで空港周辺の路線を複線化するなどして輸送力を高めるべきだとする提言をまとめました。

成田空港では航空機の発着回数を現在のおよそ1.7倍の年間50万回に増やそうと、3本目のC滑走路を新設するとともにB滑走路を現在の2500メートルから3500メートルに延伸する計画があり2029年3月末の完成を目指しています。

これを受け、利用者の増加が見込まれる成田空港への鉄道アクセスについて検討してきた有識者会議は、先月、提言をまとめ発表しました。

提言では、今後航空需要が回復し機能強化で発着回数が増加すれば「鉄道アクセスの改善が大きな課題となることは必至だ」としています。

そのうえで、都心と成田空港を結ぶJRや京成電鉄の路線について、車両や運行本数を増やすのに加え、現在単線となっていて輸送力向上に限界がある空港周辺の区間を複線化すべきだなどとしています。

提言を受けて成田空港会社は「鉄道会社や国とも協議しながら検討を進めたい」としています。