東京都 新型コロナ 23人死亡 2万5277人感染確認

東京都内の20日の感染確認は2万5277人で、1週間前の土曜日より1500人余り増えました。一方、都は感染が確認された23人が死亡したことを発表しました。

東京都は20日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の2万5277人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の土曜日より1500人余り増えました。

年代別に見ると20代が最も多く、全体の19.3%にあたる4886人でした。また、次に多かったのは40代で、全体の17.3%にあたる4375人でした。65歳以上の高齢者は2573人で全体の10.2%でした。

また、20日までの7日間平均は2万5601.1人で、前の週の97.9%となりました。

人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、19日から2人増えて36人でした。

一方、都は、感染が確認された10歳未満と10代、それに50代から100歳以上の男女合わせて23人が死亡したことを発表しました。

また、確認された感染者のうち、千葉県内の陽性者登録センターを通じて申請があったのは1454人で、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは651人でした。

23人死亡 基礎疾患のない10代男性も

都は20日、新型コロナの感染が確認された男女合わせて23人が死亡したことを発表し、10代以下では2人が死亡しました。

都によりますと、このうち10代の男性は基礎疾患がなく、今月12日に医療機関で陽性の診断を受け、すぐに入院が必要なほど重い症状ではなかったため翌日に入院調整をすることになっていました。しかし翌日の朝に容体が急変し、搬送先の病院で亡くなったということです。

また、もう1人の10歳未満の男の子は脳疾患など複数の基礎疾患があったということです。