新型コロナ 自宅療養者 全国で142万人余 減少に転じる

新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人が、今月17日の時点では前の週から12万665人減って142万3431人だったことが厚生労働省のまとめで分かりました。4週連続で過去最多を更新していましたが、減少に転じました。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養している人は今月17日の時点で12万665人減って全国で142万3431人でした。4週連続で過去最多を更新していましたが減少に転じました。

都道府県別では大阪府が最も多く13万9868人(-7505人)、東京都が13万4248人(-4万4452人)、愛知県が10万4363人(-5383人)などとなっています。

22の都府県で前の週を下回っている一方で、兵庫県や長崎県、広島県など25の県で前の週から増加しています。

また入院が必要と判断された人のうち、受け入れ先を調整中だった人は2621人で前の週から352人増えました。

「第7波」では、新型コロナに感染したあとに搬送先が見つからず自宅で死亡した高齢者もいて、厚生労働省は全国の自治体に医療提供の体制などを強化するよう求めています。