在日アメリカ軍 沖縄配備のMV22オスプレイは飛行継続

アメリカ軍は輸送機CV22オスプレイについて、不具合を理由にすべての機体の飛行を停止するよう指示しています。これに関連して在日アメリカ軍は、沖縄に配備されているMV22オスプレイについては、指示の対象としていないことを明らかにしました。

アメリカ軍の輸送機、CV22オスプレイについてアメリカ軍は今月16日、不具合を理由に、東京の横田基地に配備されている機体を含む、すべての機体の飛行を停止するよう指示しています。

これに関連して在日アメリカ軍は19日、NHKの取材に対して沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されている海兵隊のMV22オスプレイについては、指示の対象とせず、飛行を継続していると明らかにしました。

これについて在日アメリカ軍は「任務の性質や、機体の構成が異なるため」と説明する一方で、MV22オスプレイについては、海兵隊員などの安全を確保するための対策を追加で講じたことも明らかにしました。

MV22オスプレイは6年前に、沖縄県名護市の浅瀬で大破する事故を起こしています。

陸上自衛隊はオスプレイ飛行停止措置なし

防衛省・自衛隊によりますと、アメリカ空軍がCV22オスプレイの不具合を理由に、日本に配備されている機体も含むすべての機体の飛行を停止しているとされることについて、詳細を確認しているということです。

陸上自衛隊では、CV22とは一部仕様の異なるV22オスプレイを千葉県の木更津駐屯地に9機配備していますが、これまでのところ、飛行を停止する措置などは取っていないということです。

千葉県 オスプレイ運用について防衛省に問い合わせ

アメリカ空軍が輸送機、CV22オスプレイについて不具合を理由にすべての機体の飛行を停止するよう指示したことを受けて千葉県は、陸上自衛隊が、木更津駐屯地に配備しているV22オスプレイの運用について、防衛省の北関東防衛局に問い合わせを行ったということです。

北関東防衛局からは、
▽アメリカ軍に詳細を確認しつつ、
▽陸上自衛隊が追加的な機体の点検を行う、
そして▽これらの結果を踏まえて、飛行については安全に万全を期した上で実施するとの回答があったということです。

これを受けて県は19日、北関東防衛局に対し「安全確認に万全を期すとともに、地元の自治体に迅速かつ丁寧に説明するなど、県民の安全・安心を確保できるよう必要な対応を行ってもらいたい」と申し入れたということです。

また、地元の木更津市は「防衛省のアメリカ軍からの情報収集や追加的な機体の点検の内容、また、どのように機体の安全を確認するのか、引き続き情報提供を求め、市民の皆様にお知らせしてまいります」とコメントしています。