社会

沖縄本島地域 病床ひっ迫 “トリアージかけ入院決める状況”

新型コロナに対応する沖縄本島地域の病院では、コロナ専用の病床では足りず、ほかの一般の疾患のための病床も使って、急増する入院者に対応しています。専門家は、緊急性をみて優先度を決める「トリアージ」をかけて、誰を入院させるかを決める状況が続いていることを明らかにしました。
沖縄本島地域では今週、新型コロナ専用の病床に空きがなく、病床使用率が100%を超える日が続いています。

県の医療コーディネーターの1人で入院調整の業務を担う、浦添総合病院の米盛輝武救命救急センター長は「コロナ用の病棟ではもう賄いきれず、本来だったら違う疾患の方が入るべき、ほかの病棟のベッドを使って、コロナの方を収容する状態が、どの医療機関でも起きている」と述べました。

そのうえで、緊急性をみて優先度を決める「トリアージ」をかけて、誰を入院させるか決めざるをえない状況が続いていることを明らかにしました。

一般病床はコロナ病床に数をとられた結果、ひっ迫していて、米盛医師は「今月に入ってから病棟も、救急の患者を収容するベッドもいっぱいで、救急車を受け切れないことが起きていて、かなりつらい。何とか受けたとしても、救急の入り口に止まった救急車の中で15分、20分待たせることが、コロナでも、コロナじゃない疾患でも起きている」と話していました。

米盛医師は、感染が続く中で経済活動を続けるのであれば、コロナに対応できる病院や診療所を増やして負担の分散を図る必要があるという考えを示しました。

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