新型コロナ クラスターなど前週から減少も高齢者施設で最多

新型コロナウイルスの感染で、今月14日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどの数は1426件で、前の週からわずかに減少した一方、高齢者福祉施設では過去最多となったことが厚生労働省のまとめでわかりました。

厚生労働省は毎週、報道などをもとに自治体がクラスターと認定した事例や、2人以上が感染した事例をまとめています。

それによりますと、今月14日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどは合わせて1426件で前の週から60件、率にして4%減りました。

一方、内訳をみますと
▽「高齢者福祉施設」は前の週より67件増えて736件と施設別で最も多く、過去最多となっています。

次いで
▽「医療機関」が279件
▽「学校・教育施設など」が142件
▽「企業など」が104件
▽保育所などの「児童福祉施設」が92件
▽「障害者福祉施設」が65件などとなっています。