ミャンマー 抗議デモ撮影で訴追の久保田徹さん 非公開で裁判

軍が実権を握るミャンマーで訴追されたジャーナリストの久保田徹さんの裁判が16日行われたことが関係者の話で分かりました。ただ裁判は非公開で、罪状や審理の具体的な内容は明らかになっていません。

ジャーナリストの久保田徹さんは先月30日、ミャンマーの実権を握る軍に対する抗議デモが最大都市ヤンゴンで行われた際に治安当局に拘束され、観光ビザで入国して抗議デモを撮影したとして入国管理法違反などで訴追されました。

久保田さんはその後、拘束されていた警察署からヤンゴン市内にある刑務所に移送され、関係者によりますと16日、久保田さんの裁判が行われたということです。

裁判は非公開で行われ、罪状や審理の具体的な内容は明らかになっていません。

ミャンマーでは去年4月、ヤンゴンを拠点に活動していたジャーナリストの北角裕樹さんが治安部隊に自宅から連行され、うその情報を流したなどとして起訴されましたが、日本政府の働きかけによって裁判が始まる前に解放されました。

現地の日本大使館は外交ルートなどを通じて解放に向けた働きかけを行っていますが、裁判は今後も続くとみられ、軍との交渉は難航が予想されます。