記録的大雨 サーモン養殖場に土砂流入 復旧作業続く 青森 深浦

先週の大雨の影響で青森県深浦町では、サーモンの養殖場に土砂などが流れ込み、養殖を行う会社は、16日も復旧作業に追われていました。

青森県内では「青森サーモン」というブランド名のサーモンが養殖されていますが、深浦町にある養殖場では大雨の影響で、近くの川の水があふれたほか、隣接する山が崩れるなどして大量の土砂や流木が、生けすに流れ込みました。

このため、およそ80万匹いる稚魚の多くが酸素不足になったり、生けすからあふれ出したりして、死んだということです。

養殖場では、生き残った稚魚の養殖を再開しようと、16日も業者がショベルカーを使って流れ込んだ土砂を、生けすから取り除く作業を行っていました。

ただ、養殖場によりますと、かろうじて生き残った稚魚も弱っているとみられ、商品価値がつくかどうかわからないということです。

当初、この養殖場で育てられた稚魚は、秋に海上にある別の養殖場に移され、来年の春には育った成魚およそ2000トンが水揚げされる予定だったということです。

養殖場を運営する「日本サーモンファーム」の岡村大祐取締役は、「これまで多少の濁りや増水はあったものの、ここまでの被害は初めてです。楽しみにしているお客さんもいるので、生き残った魚を大事に育てていきたい」と話していました。