大谷翔平 6回2失点も11勝目は持ち越し 次回登板は日本時間22日

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がマリナーズ戦に投打の二刀流で出場し、苦しみながらも6回を2失点に抑えましたが11勝目は持ち越しとなりました。

大谷選手はベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「ふた桁勝利、ふた桁ホームラン」の達成から中5日で、15日、本拠地のアナハイムで行われたマリナーズ戦に先発登板し、2番・指名打者としても出場しました。

大谷選手は1回2アウトからスライダーを打たれてソロホームランで先制され、その裏に味方が相手の外野手のグラブに当たってのホームランですぐに追いつきましたが、3回2アウトからタイムリーヒットで再び1点をリードされました。

その後は、時には大きな声を出しながら投げる気迫のこもったピッチングで追加点は許さず、2対2の6回でマウンドを降りました。

バッターとしては、1回の第1打席は初球から自打球が2球続けて足に当たって痛そうなそぶりを見せた後、セカンドゴロに倒れ、3回の第2打席はインコースのきわどいボールを見逃して三振しました。

5回の第3打席はレフトフライで、同点の8回の第4打席はボテボテの当たりを俊足を生かしてキャッチャーへの内野安打とし、先頭で塁に出ました。

その後、ヒットで一塁から三塁まで進んだ際に相手のレフトからの送球が当たりそうになり、レフトの選手に「やめてくれよ」というようなそぶりをしていました。

エンジェルスは、この勝ち越しのチャンスを生かせず、直後の9回に悪送球やベースカバーの遅れなど守りのミスが相次いで一挙4点を勝ち越され、2対6で敗れました。

大谷選手はピッチャーとしては6回、97球を投げて2失点、打たれたヒットは7本、フォアボールは1つ、奪った三振は8つで、勝ち負けはつかず、11勝目は持ち越しとなりました。

バッターとしては4打数1安打で、打率は2割5分4厘です。

新球種 ツーシームに手応え

大谷選手は試合後、今回の登板で新しい球種としてツーシームを投げたことを明かしたうえで「ちょこちょこ遊びで投げたりとかもしていたし、いいアクセントにはなっているかなと思う」と一定の手応えを口にしました。

今回の登板では、155キロ前後でバッターの手元でわずかに変化するツーシームを6球投げていて、新しい球種を取り入れた理由については「普通に1個増えたほうがいいというか、別にいらないボールではないし必要なボールでもないけど、楽しく投げるためには必要かと思う」と説明しました。

一方で、全体の投球内容については「ちょっとボールが多かった。スリーボールも多いし、ああいうカウントになるとなかなかいいリズムは作りにくい」と反省を口にし「いい時ばかりではないので、よくない時もしっかりゲームを作るのは先発の1つの仕事なので、悪い時に悪いなりのピッチングができればいいと思う」と先発ピッチャーとしての心持ちを話しました。

また、第1打席で自打球が2球続けて足に当たったことについては、ピッチングへの影響はなかったとしたうえで「最近ちょっと多いので、もういいかなと思います」と話していました。

次回登板は日本時間22日タイガース戦

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手の次の先発登板は21日、日本時間22日に行われるタイガース戦となりました。

エンジェルスのネビン監督代行は15日の試合前に、今後の大谷選手の登板間隔を問われたのに対し「今後数週間は彼は中5日で投げる」と答え、次は21日、日本時間22日に相手の本拠地で行われるタイガース戦に先発登板し、その後もしばらくは中5日で登板していく予定を明らかにしました。

大谷選手は、前半戦は中6日かそれ以上の間隔を空けての先発登板が中心でしたが、ネビン監督代行は「彼が中5日で投げることでほかの先発ピッチャーも規則的に投げられ、来年につながる」と話し、今シーズンの残り試合は基本的には中5日で起用していく方針を示しました。

一方、大谷選手は15日の試合後に中5日での登板を希望したのか聞かれ「希望は特にないです。どういうふうに投げるか話して、監督やピッチングコーチのマネジメントで、自分の体調と相談しながらやりたいと思っています」と話していました。