Uターンラッシュ続く 空港では混雑も 国内線予約は去年の約2倍

お盆休みをふるさとなどで過ごした人のUターンラッシュは、16日も続き、空港では混雑もみられました。

航空各社によりますと、ことしのお盆期間中の国内線の予約状況は、感染拡大前の同じ時期と比べると、7割から8割程度にとどまりますが、去年からはおよそ2倍に増えています。

各地から羽田空港などに向かう便は、14日に続き、16日も午後を中心に一部で満席となり、羽田空港の到着ロビーは午前中から家族連れなどで混み合っていました。
また、日本道路交通情報センターなどによりますと、高速道路は、午後5時半現在、上り線の一部で渋滞が発生し、
▽中央自動車道が小仏トンネル付近を先頭に22キロ、
▽東名高速道路は横浜町田インターチェンジ付近を先頭に15キロなどとなっています。
一方、JR各社によりますと、新幹線はおとといがUターンのピークで、東海道新幹線や東北新幹線などは目立った混雑はなかったということです。

羽田空港帰省先や行楽地からの家族連れなどで混み合う

羽田空港の到着ロビーは、お盆休みを帰省先や行楽地で過ごした家族連れなどで混み合っていました。

父親などと宮崎県の祖父母の家に行ってきたという9歳の男の子は「川に飛び込んだりして、東京ではできないことをしました。おじいちゃんおばあちゃんが『久しぶり』とか『よく来たね』とか言ってくれたのでうれしかった」と話していました。

家族4人で大阪の実家に帰省していた40代の女性は「人混みを避けながら久しぶりに友達にも会えたし、おじいちゃんおばあちゃん孝行もできました」と話していました。

また、3人の子どもと宮崎県の実家に帰省していた40代の男性は、「両親と話をしてPCR検査を受けて帰省しました。3年ぶりだったので、両親も子どもの成長にびっくりした様子でした」と話していました。

東京駅 帰省先から戻った家族連れなどの姿目立つ

東京駅の東海道新幹線のホームは、帰省先から戻ってきた家族連れなどの姿が目立ちました。

家族5人で名古屋市の実家に帰省していた43歳の会社員の男性は「コロナもあり、2年ぶりの帰省でした。弟やおばあちゃんに会えてゆっくり過ごせたし、子どももプールに行って楽しんでいたのでよかったです」と話していました。

子ども2人と実家の仙台市に帰省し、関西に戻る途中だという女性は「祖母が亡くなったのですが、会えなくてお墓参りもかねて帰りました。コロナも心配でしたが、なかなか帰れないのでよかったと思います」と話し、13歳の息子は「おじいちゃんとおばあちゃんと買い物に行って有意義でした」と話していました。

佐賀空港 Uターンラッシュがピーク迎える

佐賀空港では、お盆をふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎え、見送りの家族との間で別れを惜しむ姿が見られました。

佐賀空港は16日の午前中、羽田空港行きの便に乗る人たちで混み合っていました。

保安検査場の前では、お盆をふるさとで過ごした人たちと見送りに来た家族が「バイバイ」「また帰ってきてね」とことばを交わし、別れを惜しんでいました。

神埼市の50代の男性は、単身赴任先の茨城県に戻る次男を孫と一緒に見送り「きのうはプールに行くなどゆっくり過ごせました。集まるのは久々でしたが、元気にしていたのでよかった」と話していました。

また、東京に帰る11歳の男の子は「田んぼが広がっていて、広く感じました。いとことトランプで遊んだのが楽しかった」と話していました。

全日空によりますと、佐賀から羽田に向かう便はお盆休みの期間中では16日の予約が最も多く、いずれも満席か、満席に近いということです。

ことしのお盆の利用状況は、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の8割ほどに回復したということです。

一方、JR九州は14日が利用のピークで、16日は▽佐賀から博多に向かう特急列車のうち午前中の一部が満席に近いものの▽九州新幹線は席に余裕があるということです。