北海道で激しい雨 東北 北陸 新潟でも災害の危険性 厳重警戒を

前線や低気圧の影響で、北海道では激しい雨が降り続き平年の8月1か月分の雨量を超える大雨となっているところがあります。
前線が次第に南下して東北や北陸、それに新潟県にも発達した雨雲が流れ込み、災害の危険性が高まるおそれがあり、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

北日本に発達した雨雲

気象庁によりますと前線を伴った低気圧が通過している北海道や、東北を中心に大気の状態が不安定になり、発達した雨雲が流れ込んでいます。

北海道では15日夜からの12時間の最大の雨量が
▽今金町で190.5ミリ、
▽奥尻町で162ミリといずれも観測史上最も多くなり、
平年の8月1か月分の雨量を超える大雨となっています。

これまでの雨で
▽北海道と秋田県、それに岩手県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるほか
▽北海道では氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。

北日本~西日本の日本海側で大雨のおそれ

今後の見通しです。

前線を伴った低気圧が北日本を通過し、その後、前線が18日にかけて東日本や西日本に南下する見込みです。

▽北海道や東北では17日にかけて、
▽東日本と西日本の日本海側ではあさってにかけて、
雷を伴って激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

17日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽新潟県で200ミリ、
▽北陸で180ミリ、
▽中国地方と九州北部で150ミリ、
▽東北と東海で120ミリ、
▽関東甲信と近畿で100ミリと予想されています。
さらに18日昼までの24時間には、
▽北陸、東海、中国地方で100ミリから200ミリ、
▽関東甲信と近畿で100ミリから150ミリ、
▽東北、新潟県、九州で50ミリから100ミリの雨が降る見込みです。

気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、川の増水やはん濫、低い土地の浸水に警戒し、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
先週から雨が降り続いてすでに記録的な雨量になっている東北北部や、北海道の日本海側などでは、これまでの雨で地盤が緩み土砂災害や洪水の危険性が高い状態が続いています。

前線の南下に伴って、新潟県や北陸、西日本の日本海側でも大雨となるおそれがあり、災害が発生する危険性が急激に高まるおそれがあることから早めに安全を確保するようにしてください。