発熱外来 お盆もふだんの2倍近い患者が訪れる 大阪

お盆で休診する医療機関もある中、大阪 河内長野市の発熱外来の診療を続けるクリニックには、発熱やのどの痛みを訴える患者が相次いで訪れています。

大阪 河内長野市のクリニックは、お盆の期間中も14日と15日は発熱外来の患者にかぎって診療を続けています。

感染の疑いがある患者には、車内で待機してもらいPCR検査を行っていますが、ふだんの2倍近いペースで患者が訪れているということです。

14日は、PCR検査を行った67人のうち56人が陽性で、診療した8割以上が新型コロナに感染していました。

15日も、発熱やのどの痛みなどを訴える患者からの電話が相次いでいます。

このクリニックでは、一日100人程度までは診療することができますが、それ以上増えた場合は、受け入れを断らざるをえなくなる可能性もあり、今後の感染状況を注視しています。

「水野クリニック」の水野宅郎院長は「早期に抗ウイルス薬などを使えば重症化を防ぐことができるので、治療遅らせないために、お盆も診療しています。早く治療することが重要で、特に高齢の方や基礎疾患のある方は、早期に受診してもらえれば」と話していました。