3年ぶり「夏の成人式」前年度20歳の130人が集う 岩手 八幡平

岩手県八幡平市で、新型コロナウイルスの影響で中止や延期となってきた「夏の成人式」が3年ぶりに行われました。

八幡平市は毎年、お盆の時期に「夏の成人式」を行っていましたが、新型コロナの影響でおととしは中止、去年は冬に延期となったため、ことしは3年ぶりに夏の開催となりました。

成人年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、式の名前は「二十歳のつどい」に変わり、市内の会場には前年度に20歳となった130人が集まり、久しぶりの再会を喜びました。

式では、佐々木孝弘市長が「豊かな人間関係を構築して成長につなげてください」と激励しました。
このあと、出席者を代表して畠山陸翔さんが「社会の一員として自分のことばと行動に責任を持ち、生まれ育った八幡平市に恩返しできるような立派な大人になることを誓います」と決意を述べました。

県外の大学に通う女性は「コロナ禍で集まれるか不安だったので、開催されてうれしいです。20歳になり、大人になった姿を家族に見せたいです」と話していました。

市内に住む社会人の男性は「県外から来る友達もいるので、久しぶりに会えるのが楽しみです。自立した一人前の大人を目指します」と話していました。