大雨による洪水で特産の比内地鶏1万5000羽余が死ぬ 秋田 大館

秋田県大館市では、大雨による洪水で特産の比内地鶏を飼育する鶏舎が流されるなどして、1万5000羽余りが死ぬ深刻な被害が出ています。

このうち、大館市比内町味噌内にある佐藤徳雄さん(75)の養鶏場では、近くを流れる味噌内川の堤防が決壊し、長さ30メートル、幅7メートルある比内地鶏の鶏舎3棟のうち2棟が流されました。

さらに残る1棟も浸水して中にいた地鶏が溺れ、3棟合わせて被害は、飼育していたうちの9割を超えるおよそ2500羽に上るということです。

佐藤さんは14日朝から家族と一緒に、壊れた鶏舎を撤去する作業などに追われていました。

大館市によりますと、これまでに市内の7戸の養鶏場で鶏舎が浸水するなどして、合わせて1万5000羽余りの被害が確認されているということです。

佐藤さんは「鶏舎が流されるのは初めてです。想定していなかった大きな被害にがっかりしてことばにもなりません。比内地鶏の生産を続けられるかどうか分からず、今後の生活が心配です」と話していました。