お盆のUターンラッシュがピークに 各地の上り線で激しい渋滞

全国的に過去最多レベルで新型コロナウイルスの感染が続く中、3年ぶりに行動制限を伴わないことしのお盆のUターンラッシュがピークを迎え、混雑が続いています。
日本道路交通情報センターによりますと、高速道路は午後から各地の上り線で激しい渋滞になっています。

渋滞は午後6時現在、いずれも上り線で、
▽関越自動車道で坂戸西スマートインターチェンジ付近を先頭に24キロ、
▽中央自動車道で小仏トンネル付近を先頭に18キロ、
▽常磐自動車道で土浦北インターチェンジ付近を先頭に16キロなどとなっていて、夜遅くにかけて続く見込みです。

15日も昼ごろから夜遅くにかけていずれも上り線で、
▽関越自動車道で高坂サービスエリア付近を先頭に40キロ、
▽東名高速道路で綾瀬スマートインターチェンジ付近を先頭に30キロなどと激しい渋滞が予想されています。

またJR各社によりますと、ことしのお盆の期間中の新幹線の予約状況は、感染拡大前の同じ時期と比べると、およそ6割にとどまっていますが、おととしや去年と比べると増えています。

上りは14日が混雑のピークで、午後は東北新幹線や秋田新幹線など多くの列車で指定席が満席になっています。

15日は、14日に比べて席に余裕があるということです。

一方、航空各社によりますと、空の便は16日まで利用客が分散していて、15日以降も各地から羽田空港などに向かう一部の便は満席になる見込みだということです。