東京都 新型コロナ 32人死亡 新たに2万3773人感染確認

東京都内の13日の感染確認は2万3773人で、1週間前の土曜日より7000人余り減りました。

東京都は13日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の2万3773人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の土曜日より7197人減り、8日続けて前の週の同じ曜日を下回りました。

年代別に見ると30代が最も多く、全体の19.3%にあたる4581人でした。また次に多かったのは20代で、全体の18.3%にあたる4352人でした。65歳以上の高齢者は2485人で全体の10.5%でした。

また、13日までの7日間平均は2万6139.4人で、前の週の80.5%となりました。

人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、12日から1人増えて43人でした。

一方、都は、感染が確認された40代から90代の男女合わせて32人が死亡したことを発表しました。死者の発表が30人を超えたのは2日間連続で、一日の発表としては、今年3月1日と去年2月3日と並んで最も多くなりました。

これについて都の担当者は、「割合として多い若い世代の感染が高齢者に広がっていることが死者数が増加している要因ではないか。死亡する人の数を減らすためにも、医療体制の確保と若い世代へのワクチン接種を進めていきたい」と話しています。