埼玉 妊婦のコロナ感染急増でNICUほぼ満床 県外に搬送も

新型コロナウイルスの感染拡大で埼玉県では、感染した妊婦から生まれた赤ちゃんを一時的に隔離している新生児集中治療室=NICUがほぼ満床となり、感染した切迫早産の妊婦を県外の医療機関に搬送するケースが出ています。

埼玉県産婦人科医会によりますと、県内で新型コロナに感染した妊婦は、7月に入って急増し、7月31日から8月6日までの1週間で399人にのぼっています。

感染した妊婦から生まれた赤ちゃんは、陰性が確認されるまで一時的にNICUなどで隔離していますが、県内の医療機関のNICUは、ほぼ満床の状態が続いているということです。

8月7日には、県内のクリニックに入院した切迫早産の妊婦の新型コロナへの感染がわかりましたが、赤ちゃんを受け入れる県内のNICUが見つからず、産婦人科医会の担当医師などが調整を行い、翌日になって東京都内の医療機関に受け入れ先を確保できたということです。

受け入れ先の確保にあたった埼玉県産婦人科医会の服部純尚医師は「今までは、なんとか無理をしてでも県内の医療機関で対応できたが、それもきかなくなったと感じた。妊婦だけではなく家族や地域全体で感染防止への意識を高くしてほしい」と話していました。