高校野球 集団感染の浜田と帝京第五 全員陰性確認 あす初戦へ

夏の全国高校野球で、開幕前に新型コロナウイルスの集団感染と判断された島根の浜田高校と愛媛の帝京第五高校について、高野連=日本高校野球連盟などは予定どおり大会8日目の13日、初戦に臨むと発表しました。

ことしの夏の全国高校野球では、大会前のPCR検査の結果などから集団感染と判断された4校について、回復までの期間を考慮し、大会8日目に初戦が組まれる異例の措置がとられました。

高野連などは12日、4校のうち浜田と帝京第五について、選手たちが甲子園球場で試合を行う機会を失わないように改められた感染対策のガイドラインに基づき、試合前の72時間以内にチーム全員の陰性が確認できたとして登録メンバーを入れ替えず、予定どおり13日、初戦に臨むと発表しました。

これで、佐賀の有田工業と熊本の九州学院を含め、集団感染と判断され大会8日目に試合が組まれた4校すべてが、予定どおり試合を行うことになりました。

13日は、第1試合で有田工業と浜田、第2試合は九州学院と帝京第五が対戦します。