東京 浅草のレンタル着物店では、新型コロナの感染拡大の前は着物で町を散策したり記念写真を撮ったりするため多くの外国人観光客が訪れていました。
時には、店の代表やスタッフが出張で数十人のツアー客に着付けを行うこともあったということです。
しかし、今は売り上げが当時の半分ほどに落ち込み店舗も縮小して営業しています。
ことし6月からの外国人受け入れ再開に期待をかけていましたが、2か月がたった今も店に来る外国人観光客はほとんどいない状況が続いているということです。
ことし10月にはおよそ3年ぶりに30人ほどの外国人のツアー客の予約が入っていましたが、日本での新型コロナの感染急拡大を理由にキャンセルになりました。
店では、外国人が好むあでやかなではっきりした色づかいの着物は需要が減ったため、並べる数も少なくして、店内や自宅などで袋に入れて保管せざるを得ずインバウンド需要が見込めない状況が続いています。
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外国人観光客 受け入れ再開2か月 需要見込めず厳しい現場も
外国人観光客の受け入れ再開から2か月がたつ中、東京 浅草のレンタル着物店では、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に予約のキャンセルが出るなどインバウンド需要が見込めない状況が続いています。
東京 浅草 レンタル着物店は
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レンタル着物店「華雅」の小野玲子代表は「コロナ前に比べると厳しい状況が続いている。以前のように多くの人に日本の文化を感じてもらったり浅草を楽しんでもらえるようになってほしい」と話していました。
“ギョーザのまち” 宇都宮は
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また、「ギョーザのまち」として知られる宇都宮市のギョーザ店では2年半ぶりに外国人のツアー客が来店しましたが、その先の予約は入っておらず不安が続いています。
宇都宮市郊外のギョーザ店「さつき」は長引くコロナ禍で売り上げが大きく落ち込む中、外国人観光客の誘致に活路を見出し、新たなメニューの開発などに取り組んできました。
4年前に開発した、イスラム教徒向けの豚肉などを使っていない「ハラール餃子」に加え、厳格な菜食主義者向けに「ビーガン餃子」を新たに開発して外国人観光客の来店を待ち望んできました。
宇都宮市郊外のギョーザ店「さつき」は長引くコロナ禍で売り上げが大きく落ち込む中、外国人観光客の誘致に活路を見出し、新たなメニューの開発などに取り組んできました。
4年前に開発した、イスラム教徒向けの豚肉などを使っていない「ハラール餃子」に加え、厳格な菜食主義者向けに「ビーガン餃子」を新たに開発して外国人観光客の来店を待ち望んできました。
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そして、受け入れ再開からおよそ2か月がたった今月6日、シンガポールからのツアー客26人が店を訪れ「ハラール餃子」を食べたりギョーザ作りを体験したりして楽しんでいました。
女性客の1人は「入国などの手続きが大変でしたが、日本の独特な文化をどうしても体験したくてやって来ました。今後はもっと入国しやすくなればうれしいです」と話していました。
同行したシンガポールの旅行会社の担当者は「日本は今のところ、ツアー客しか受け入れていないので、現地で自由行動ができず、外国人からすると旅行しづらくなっている」と話していました。
この店に外国人のツアー客が訪れるのは2年半ぶりでしたが、この先、ツアー客の予約は入っていないということです。
女性客の1人は「入国などの手続きが大変でしたが、日本の独特な文化をどうしても体験したくてやって来ました。今後はもっと入国しやすくなればうれしいです」と話していました。
同行したシンガポールの旅行会社の担当者は「日本は今のところ、ツアー客しか受け入れていないので、現地で自由行動ができず、外国人からすると旅行しづらくなっている」と話していました。
この店に外国人のツアー客が訪れるのは2年半ぶりでしたが、この先、ツアー客の予約は入っていないということです。
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店長の山下登貴雄さんは、「久しぶりの来店に感無量ですが、第7波の収束が見えず、不安が続いています。早く新型コロナが収束して国には受け入れの制限を緩和してもらいたい」と話していました。