楽天グループ 1~6月半年間決算 過去最大1700億円超の赤字

楽天グループのことし6月まで半年間の決算は、最終的な損益がこの期間の決算としては過去最大となる1700億円を超える赤字となりました。携帯電話事業でつながりにくい場所を解消するための基地局の建設にかかる費用がかさんだことが大きく影響しています。

楽天グループが発表したことし1月から6月まで半年間のグループ全体の決算は、最終的な損益が1766億円の赤字となりました。

この期間の決算としては過去最大となります。

2年前に携帯電話事業に本格参入した際に、全国に基地局を作る費用として6000億円規模の設備投資を計画していましたが、つながりにくい場所を解消するために費用が当初の計画よりも膨らみ赤字額の拡大につながりました。

一方、グループ全体の売り上げについては、ネット通販のほか、クレジットカードなどの金融事業が好調で、前の年の同じ時期と比べて12.6%増えて8935億円となり、この期間の決算としては過去最高となりました。

また、携帯電話事業をめぐっては、通話料を除き月額料金を無料にしたいわゆる「0円プラン」の取りやめをことし5月に発表しました。

6月末時点の契約者数は477万件と、4月末と比べて23万件、4.6%減少しました。

三木谷浩史社長は「最初は大盤ぶるまいしないといけなかったが、これからは適正な売り上げをあげていくため大きなかじ切った。今後も一定の離脱があるかもしれないが、収益の改善が行われていくと思っている」と述べました。