集団感染と判断の九州国際大付 選手2人入れ替え 11日に初戦

夏の全国高校野球で新型コロナウイルスの集団感染と判断された福岡の九州国際大付属高校は登録選手2人を入れ替えて、11日の初戦に予定どおり臨むことになりました。

九州国際大付属は、大会前に複数の選手が体調不良となって今月6日の開会式を欠席し、9日、新型コロナの「集団感染」と判断されました。

高野連=日本高校野球連盟などは「集団感染」と判断されたチームの選手たちが甲子園球場で試合を行う機会を失わないように、感染対策のガイドラインを改め試合前の72時間以内にPCR検査で陰性を確認されれば選手を入れ替えて、出場できるという基準を設けました。

九州国際大付属は、当初登録していたメンバー18人のうち2人を入れ替えて予定どおり、大会6日目の11日、第3試合で高知の明徳義塾高校との初戦に臨むことになりました。

高野連などによりますと、登録選手全員の陰性を確認し、感染が確認された選手についても療養期間を終えたため試合への出場を認めたということです。