夏の全国高校野球 福岡 九州国際大付で集団感染 今大会6校目

夏の全国高校野球で複数の選手が体調不良となっていた福岡の九州国際大付属高校について、高野連=日本高校野球連盟などは新型コロナウイルスの「集団感染」と判断しました。

九州国際大付属は、大会前に複数の選手が体調不良となって、今月6日に甲子園球場で行われた開会式を欠席していました。

大会6日目の11日、第3試合で高知の明徳義塾高校との初戦を控えるなか、高野連などは9日、検査の結果などから九州国際大付属について、新型コロナの集団感染と判断したと発表しました。

今大会で集団感染と判断されたのは、これで6校目です。

高野連などでは、選手たちが甲子園球場で試合を行う機会を失わないように、感染対策のガイドラインを改め、集団感染が起きた場合でも、登録する選手全員が試合前の72時間以内にPCR検査で陰性を確認できれば、選手を入れ替えて出場できるという基準を設けています。

九州国際大付属は、63人の部員の中から登録選手を入れ替えるなどして、11日の初戦への出場を目指すことになります。