韓国 首都圏中心に大雨で浸水被害 8人死亡6人不明

韓国で、ソウルなどの首都圏を中心に8日から大雨が降って浸水被害などが発生し、韓国政府によりますと8人の死亡が確認され6人が行方不明になっているということです。

韓国では、停滞する前線の影響で首都圏を中心に8日から大雨が降り、ソウルでは局地的に1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降って各地で浸水被害が発生しました。

韓国政府によりますと午前11時までに確認された被害の情報として、半地下の住宅に浸水し3人が死亡するなど、ソウルや隣接するキョンギ(京畿)道で合わせて8人が死亡したほか川に流されるなどして6人が行方不明になっているということです。

韓国メディアは「80年ぶりの記録的豪雨だ」と伝え、公共放送KBSは特設ニュースを放送してソウル市内で濁った水が道路を川のように流れる様子や建物の内部に水が流れ込む状況などを伝えています。

また、鉄道の一部が運休するなど交通機関にも影響が出て、韓国政府は市民に対し出勤時間をずらすなどの対応をとるよう要請しました。

ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は、9日午前、緊急対策会議を開いて被害状況の報告を受け、人的被害の拡大を防ぐとともに復旧作業を急ぐなど対応に万全を期すよう指示しました。

韓国の首都圏などでは多いところで10日までに300ミリ以上の雨が降るおそれがあるということで、気象当局が警戒を呼びかけています。