岸田首相 萩生田経済産業相を政調会長に起用の方向で最終調整

10日の内閣改造と自民党の役員人事で、岸田総理大臣は、萩生田経済産業大臣を政務調査会長に起用する方向で最終調整を進めています。
また、林外務大臣と鈴木財務大臣を留任させ、岡田参議院国会対策委員長を入閣させる意向を固めました。

岸田総理大臣は8日、自民党の臨時役員会などで役員人事の一任をとりつけ、合わせて行う内閣改造とともに人事の検討を続けています。

このうち、党役員人事では、安倍派に所属する萩生田経済産業大臣を政務調査会長で起用する方向で最終調整を進めています。

岸田総理大臣としては、物価高騰を受けた経済対策や防衛力の強化策などの重要課題が控える中、安倍元総理大臣の側近として知られ、最大派閥・安倍派の有力議員の1人でもある萩生田氏を党の政策責任者に据えることで、政府・与党の協議を円滑に進めたいねらいがあるものと見られます。

一方、内閣改造では、新たに岸田派の林外務大臣と麻生派の鈴木財務大臣を留任させ、岡田直樹参議院国会対策委員長を入閣させる意向を固めました。

さらに、公明党の斉藤国土交通大臣と自民党の高木国会対策委員長は留任の方向で調整が進められているほか、体調が不安視されている岸防衛大臣は、交代が検討されています。
岸田総理大臣は、政権の骨格を維持したうえで体制を強化したい考えで、すでに続投が固まった麻生副総裁、茂木幹事長、松野官房長官らと、詰めの調整を図る考えです。