ファイザー 厚労省にオミクロン株対応ワクチンの承認申請

オミクロン株に対応した新型コロナウイルスのワクチンについて、アメリカの製薬大手 ファイザーは、厚生労働省に承認を求める申請を行いました。対象は12歳以上で、オミクロン株対応のワクチンの承認申請は国内では初めてです。

ファイザーの発表によりますと、厚生労働省に8日、承認申請したのはオミクロン株のうち、ことし初めごろに広がった「BA.1」と、従来の新型コロナウイルスの2種類に対応する「2価ワクチン」というタイプのワクチンで、対象年齢は12歳以上としています。

それぞれのウイルスに対応する、人工的に作った遺伝物質の「メッセンジャーRNA」が含まれ、体内で新型コロナウイルスの表面にある突起「スパイクたんぱく質」を作り出すことで、免疫の働きを呼び起こします。

ことし6月、ファイザーは、56歳以上の1200人余りが参加した臨床試験で、このワクチンを接種した場合、従来型のワクチンを接種した場合と比べて「BA.1」に対応するウイルスの働きを抑える中和抗体の値が、大幅に上昇したと発表しています。

このワクチンについて、ファイザーは先月、EMA=欧州医薬品庁に対し、承認申請を行っています。