あす「長崎原爆の日」 長崎の被爆者が核廃絶願い体験語る 千葉

9日は長崎原爆の日です。
千葉県庁では、長崎の被爆者が核兵器の廃絶を願って当時の体験を語りました。

体験を語ったのは、千葉市に住む枝光盛樹さん(87)です。

10歳の時、長崎市で爆心地からおよそ3キロの場所で被爆しました。

枝光さんは「ものすごい音と熱を感じ、家に帰ると家具などがすべて吹っ飛んでいた。自分の足に何かが刺さって大けがを負い、近所の川の中ではたくさんの人が亡くなっていた」などと当時の状況を振り返りました。

枝光さんが当時の体験を語るのは、8日が初めてで、集まった50人ほどの人たちは熱心に耳を傾けていました。

70代の男性は「戦後生まれですが、当時の悲惨さが想像できました。世界から核兵器が一日でも早く、一つ残らずなくなってほしい」と話していました。

千葉県庁では、10日まで広島と長崎の原爆投下後の様子を描いた絵や写真など32点を集めたパネル展も開かれています。
主催者で、みずからも広島で被爆した千葉県原爆被害者友愛会の児玉三智子会長は「戦争の悲惨さや厳しさについて見て、聞いて帰ったものを、周りの人たちにぜひ伝えてほしいです。命あるかぎり被爆の体験を語りながら、核兵器廃絶を願っていきたい」と話していました。