コロンビア 左派ペトロ氏 新大統領に就任「変化の時が来た」

南米のコロンビアで、先の大統領選挙で勝利した左派のペトロ氏が大統領に就任しました。就任式の演説では、経済格差の解消や左翼ゲリラ組織との対話による和解など、悪化する経済や治安の問題に率先して取り組む姿勢を強調しました。

南米のコロンビアでは、先に行われた大統領選挙で左翼ゲリラの元メンバーで首都ボゴタの市長などを務めた左派のグスタボ・ペトロ氏が勝利し、史上初めてとなる左派政権が誕生しました。

ボゴタ中心部の広場では7日、南米各国の首脳などが出席して大統領の就任式が行われ、大勢の市民が集まりました。

ペトロ氏は演説で「あなたたちの努力は報われる。変化の時が来た」と述べ、富裕層への増税による経済格差の解消や、左翼ゲリラ組織との対話による和解など、悪化する経済や治安の問題に率先して取り組む姿勢を強調しました。

また、南米各国との関係について「特定のグループや政治的な思想を離れて団結するときだ」と述べ、国際的な課題に連携して取り組むべきだと訴えました。

ペトロ新大統領は、アメリカと激しく対立してきた隣国ベネズエラのマドゥーロ政権と外交関係の再開で合意するなどこれまで右派政権が進めてきた路線を転換する方針で、中南米におけるアメリカの外交が影響が受けることも予想されています。