副反応低いとされるノババックスのワクチン 集団接種開始 札幌

国内で4種類目の新型コロナワクチン、ノババックスのワクチン接種が7日から札幌市の集団接種会場でも始まりました。

アメリカの製薬会社ノババックスが開発したワクチンは、ファイザーやモデルナとは異なる仕組みで作られ、副反応が出る頻度も低いとされています。

札幌市の集団接種では7日からノババックスのワクチンが使われ、会場の札幌市医師会館には事前に予約した人たちが次々に訪れて接種を済ませていました。

ノババックスのワクチンは、1回目と2回目の接種では12歳以上、3回目の接種では18歳以上が対象です。
この会場では来月上旬までに合わせて8日間の日程で集団接種が予定され、およそ2000回分のワクチンが用意されているということです。

接種を受けた50代の女性は「アレルギーがあってワクチン接種を控えていましたが、今回初めて受けることができて安心しました」と話していました。

札幌市保健福祉局の細川幸男課長は、「ワクチンの種類が増えたのでぜひこの機会にワクチン接種を検討してほしい」と話していました。