記録的大雨の山形 飯豊町 行方不明の男性捜索も見つからず

記録的な大雨となった山形県飯豊町で橋が崩落して行方が分からなくなっている男性について、警察と消防は7日も捜索を行いましたが、手がかりは見つかりませんでした。警察と消防は8日も引き続き現場周辺で捜索を行うことにしています。

山形県飯豊町では8月3日、県道にかかる橋が崩落し、橋の上を走っていた車1台が流されたという内容の通報が警察に寄せられ、当時、車に乗っていたとみられる男性1人の行方が分からなくなっています。

警察と消防が6日、周辺を捜索した結果、橋の下流から300メートルほど離れた河川敷で男性の車が土砂に埋まった状態で見つかり車を引き上げましたが、車内や周辺に行方につながる手がかりは見つかりませんでした。

このため、警察と消防は7日も午前中からおよそ20人態勢で捜索を行い、スコップを使って車がみつかった付近の土砂を掘り起こしたり、川岸にたまった流木をかきわけたりしましたが、手がかりは見つかりませんでした。

警察と消防は8日も、車がみつかった場所の周辺で重機を使って土砂や流木を取り除きながら捜索を続けるということです。

特産のアスパラガスも被害

飯豊町では、アスパラガスの生産が盛んで町の特産品となっていますが、8月3日の記録的な大雨で、町内の小白川地区のおよそ160アールのアスパラガスの畑は、6割余りが水につかる被害を受けました。

このうち田中俊昭さんの畑は、およそ60アールのうち半分が、流れ込んだ雨水などでアスパラガスがなぎ倒されたり、折れたりする被害を受けました。
田中さんによりますと、この畑では3年目となることしから本格的な収穫が始まり、お盆の時期に収穫のピークを迎える予定だったということです。

また、畑に泥が流れ込んでしまったことで土の質が落ちてしまい、今後この畑でアスパラガスを再び育てるのは難しいということです。

田中さんは「この時期は毎日収穫していたが、一瞬にして失われてしまった。被害の状況を目にしてことばが出なかったです。がっかりしています」と話していました。

岩手 一戸町 行方不明の男性見つからず

記録的な大雨で、岩手県一戸町では78歳の男性の行方が分からなくなっていて、いまも手がかりは見つかっていません。

警察によりますと男性は雨が降り止んだ今月3日の午後6時ごろ、「農業用ハウスの様子を見てくる」と家族に告げて外出しましたが夜になっても帰宅せず、家族が警察に届け出ました。

農業用ハウスの近くを流れる宇別川は大雨の影響で増水していたということで、警察と消防は男性が川に流された可能性があるとみて下流などを捜索しましたが、行方につながる手がかりはこれまで見つかっておらず、8日以降も捜索を行うことにしています。