高野連 集団感染の代表校 選手全員が72時間以内陰性で出場可能

高野連=日本高校野球連盟などは、夏の全国高校野球で新型コロナウイルスの集団感染と判断した代表校について、登録する選手全員が試合前の72時間以内にPCR検査で陰性を確認されれば、出場できるという基準を示しました。

6日、開幕した夏の全国高校野球では、49の代表校のうち、
▽県立岐阜商業、
▽島根の浜田高校、
▽愛媛の帝京第五高校、
▽佐賀の有田工業、
▽熊本の九州学院の5校で、
選手たちに新型コロナウイルスの感染が広がり、高野連などが集団感染と判断しました。

大会の感染拡大予防ガイドラインでは代表校を集団感染と判断した場合、可能なかぎり、日程の変更で試合に出場できるように対応するとしていましたが、高野連などは、6日、ガイドラインを改め、日程の変更を原則としたうえで、登録する選手全員が試合前の72時間以内にPCR検査で陰性が確認されれば、出場できるという基準を示しました。

また、対象となるチームの感染拡大に歯止めがかかり、感染拡大防止措置が講じられていると認められた場合は、登録選手の入れ替えも可能とするとしました。