大雨被災地 各地で厳しい暑さ 環境省が熱中症対策呼びかけ

大雨の被災地では6日、各地で厳しい暑さが予想され、環境省は、被災した人やボランティアの人などの熱中症対策に留意するよう自治体に周知し、注意を呼びかけています。

大雨の被災地では各地で30度を超える厳しい暑さが予想される中、環境省は被災した山形、新潟、石川、福井、滋賀の自治体に対し、被災した住民や片付け作業を行うボランティアの人たちの熱中症対策に留意するよう、周知文書を出して注意を呼びかけています。

それによりますと、避難所を運営する際は、
▽避難した人などが水分補給をためらうことがないよう、トイレの数を十分に確保することや、
▽暑さの中、食料などの配給を待つ人が列を作り、屋外にいる時間が長くならないように工夫することなどを求めています。

また、被災した人やボランティアの人たちが屋外で片づけ作業などを行う際、人との距離が確保できる場合や会話をほとんどしない場合はマスクをはずし、暑い時間帯を避けて、できるだけ2人以上で作業して互いの体調を確認し合ってほしいとしています。