国際

ロシア ウクライナ南部の支配地域に戦車移動 戦闘一段と激化か

ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアは南部での攻撃に備えて、東部地域から南部の支配地域に向けて戦車などを移動させているとみられ、イギリス国防省は「ウクライナでの戦争は新しい局面を迎えようとしている」と指摘し南部などを中心に戦闘が一段と激しくなるという見方を示しています。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐっては、南部を中心にウクライナ軍が反撃しているとみられ、イギリス国防省は6日、「ウクライナ軍が南部の地域でロシア軍が補給ルートとする橋や鉄道網などを標的に攻撃する回数を増やしている」と指摘しました。

またロシア軍はウクライナ軍からの反撃に備えてほぼ間違いなく南部に軍を集結させていて、東部ドンバス地域から戦車など兵力を移動させ、南部ヘルソンのロシア軍の支援にあてられるだろうと分析しています。

そのうえで「ウクライナでの戦争は新しい局面を迎えようとしている。最も激しい戦闘は、ザポリージャ付近からヘルソンに至るおよそ350キロの前線に移っている」として、南部や南東部を中心に戦闘が一段と激しくなるという見方を示しました。
一方、ウクライナ南東部にあるザポリージャ原子力発電所近くで5日砲撃があり、ウクライナの原子力発電公社エネルゴアトムによりますと、原子力発電所の送電線が損傷したということです。

発電所は引き続き稼働していて、放射能漏れは検出されていないということです。

エネルゴアトムは砲撃について「ロシア側が砲撃した」と主張し強く非難する一方、ロシア国防省は「ウクライナ側の砲撃だ」と主張しています。

砲撃は複数回あったとみられ、ウクライナ側とロシア側双方が相手による攻撃だと非難の応酬となっています。

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