グリーンGDP 試算初公表 環境負荷を踏まえた経済成長率 内閣府

内閣府は環境への負荷を踏まえて経済の成長率を示す「グリーンGDP」という新たな指標の試算を5日、初めて公表しました。

「グリーンGDP」は国の経済規模を表す指標「GDP」が、温室効果ガスの排出など経済活動による環境への負荷を反映していないとして、内閣府が本格的な導入を検討しています。

この指標では温室効果ガスなどの排出量が減れば、環境に負荷をかけずに経済成長していると見なして成長率にプラスとする一方、排出量が増えていればマイナスにする計算をベースにしています。

今回まとめたのは1995年から2020年までの日本のGDPの実質の平均成長率をもとにした「グリーンGDP」で、5日公表された試算によるとこの期間のGDPの成長率の平均は0.57%だったのに対し、0.47ポイント高い1.04%になったということです。

これは省エネ技術の進展や再生可能エネルギーの導入で、2013年をピークに温室効果ガスの排出が減少していることなどが要因だとしています。

内閣府は経済活動とそれに伴う環境への負荷の関係を見える化するため、グリーンGDPの研究を進め、今後の本格的な導入を検討していくとしています。