安倍元首相の「国葬」 衆院 閉会中審査で議論へ日程など調整

来月開かれる安倍元総理大臣の「国葬」をめぐって、衆議院は、議院運営委員会で閉会中審査を行うことになり、今後、日程などを与野党で調整することになりました。

来月下旬に開かれる安倍元総理大臣の「国葬」をめぐっては、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が国会閉会中に議論を行うことで合意しています。

臨時国会会期末の5日、衆議院は、議論の在り方を協議し、議院運営委員会で閉会中審査を行うことで与野党が合意し、日程や政府側の出席者などを調整することになりました。

また、理事会では、退避勧告が出ている中で、7月中旬、ウクライナに入国し、党から役職停止の措置を受けた立憲民主党の鈴木庸介衆議院議員について、その後も、ウクライナ入国をもとに質問主意書を提出するなど、反省が見られないとして、山口委員長が立憲民主党の理事に口頭で厳重注意しました。

一方、理事会に続いて開かれた委員会では、立憲民主党が提出した吉川赳衆議院議員に対する議員辞職勧告決議案の取り扱いをめぐって採決が行われ、臨時国会の閉会に伴い廃案となることが決まりました。