GPIF 4~6月期 3兆7500億円赤字 “景気後退への警戒感で株安”

GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人の、ことし4月から6月の運用実績は3兆7000億円余りの赤字になりました。

公的年金の積立金を運用しているGPIFは5日、今年度の第1四半期=ことし4月から6月の運用実績を発表しました。

それによりますと、期間中の運用実績は3兆7501億円の赤字で、収益率はマイナス1.91%となり、2期連続の赤字となりました。

収益を資産別に見ますと、外国債券が1兆3150億円の黒字となった一方、外国株式が2兆6149億円、国内株式が1兆8120億円、国内債券が6382億円の赤字となりました。

これにより、2001年度に市場での運用を始めてからの累積の収益額は、101兆6787億円の黒字で、収益率はプラス3.56%となり運用資産の総額は、193兆126億円となりました。

今期の運用が赤字になったことについてGPIFは「世界的にインフレが進行する中欧米の主要な中央銀行が、政策金利の引き上げなどを決定し、金融政策の引き締めによる景気後退への警戒感によって、主要株式市場が下落したことが背景にある」としています。