7月の大雨による東北や九州の農業関連被害 激甚災害に指定へ

先月、東北や九州などで相次いだ低気圧や前線による大雨の農業関連の被害について、政府は被害額が基準を超えたとして「激甚災害」に指定し、復旧にかかる自治体の費用を支援する見込みになったと発表しました。

先月中旬以降、低気圧や前線の影響で15日から16日にかけて宮城県を中心に猛烈な雨が降り続いたほか、その後、九州北部で線状降水帯が発生するなど土砂災害や浸水による被害が相次ぎました。

内閣府によりますと、各地で農地や農業施設などの被害の復旧にかかる費用の見込みが一定の基準を上回ったとして、先月14日以降の一連の大雨について「激甚災害」に指定する見込みになりました。

指定されると、土地改良区が都道府県の補助を受けて農地などの復旧作業を行う場合、かかる経費の9割が国から補助されます。

また、宮城県の松島町と熊本県の球磨村では復旧にかかる費用の見込み額が基準を上回ったことから、「局地激甚災害」に指定される見込みです。

松島町と球磨村では、自治体の行う農地や農業用施設、林道の復旧事業の費用が支援されることになり、国からの補助率がおよそ1割引き上げられて90%余りにかさ上げされるなどの措置が行われます。