国交省「基幹統計」不適切処理問題で再発防止策 総務省 統計委

国土交通省が、国の統計の中でも特に重要な「基幹統計」のデータを書き換えるなど、不適切な処理を続けていた問題を受けて、総務省の統計委員会は、各府省に専門家のチームを派遣し、すべての基幹統計の調査のしかたを点検するなどとした再発防止策をまとめました。

国土交通省では、国の基幹統計の1つで、建設業の毎月の受注動向を示す「建設工事受注動態統計」をめぐって、事業者から送られたデータを書き換えるなど、不適切な処理を続けていたことが明らかになっています。

これを受けて、総務省の統計委員会の検討チームは、5日会合を開き、再発防止策をまとめました。

この中では、提出期限をすぎて送られてきた調査データを別の月に算入するなど、集計のプロセスに問題があったと指摘しています。

そして、53あるすべての基幹統計の調査や集計のしかたを点検するため、総務省の専門家チームを、各府省に派遣することや、手書きでの書き換えができないよう、オンラインでの調査ができる環境整備を進めることを求めています。

統計委員会は、この再発防止策を、金子総務大臣に提出することにしています。