中韓の国交樹立から30年を前に大規模な見本市 中国 山東省

中国と韓国の国交樹立から今月で30年となるのを前に、中国 山東省で韓国企業の販路を拡大しようと、大規模な見本市が5日から開かれています。

この見本市は韓国と海を隔てて隣合う、中国 山東省威海で、地元政府や韓国の総領事館などが開いたもので、韓国の中小企業など700社余りが参加しています。

このうち、韓国の化粧品を紹介するエリアでは、インターネット上で影響力のある「インフルエンサー」が、商品を実際に使いながら生中継したり、訪れた人たちが顔にパックを付けて体験したりしていました。

中国と韓国は、今月24日で国交樹立から30年となり、韓国外務省によりますと、両国の貿易総額は、この間、およそ48倍増え、韓国にとって中国は最大の貿易相手国になっています。

青島に駐在する韓国のキム・ギョンハン総領事は「国際情勢が大きく変化し、新型コロナによる弊害も長期化しているが、これからの30年も、お互いの国民の暮らしを豊かに、平和にする関係になっていけばよいと思う」と話していました。

一方、韓国ではアメリカとの同盟関係の強化を掲げる、ユン・ソンニョル政権が発足し、米中の対立も深まる中、メディアや専門家からは、中国市場に依存している、韓国企業への影響を懸念する指摘も出ています。