【解説】ロシア国内に“ロシアへの強い拒否反応” なぜ?
ロシアの独立系世論調査機関が、今週ウクライナとの紛争に関する世論調査の結果を発表しました。
軍事侵攻を支持する人は76%とこれまでの調査と大きな変化はありません。
しかし長年ロシアを取材してきた石川一洋専門解説委員は、世代の間では戦争への態度で大きな差が出ていると指摘します。
また石川専門解説委員は、この戦争は民族問題を顕在化させる可能性があると感じていると言います。
「ロシアは国民の8割が民族的にはロシア人ですが、180を超える少数民族もいる多民族国家で、モンゴロイド、仏教を信じる民族もいます。ロシアの中にはアジアが生きているといいますが、こうした「ロシアのなかのアジア」に、ロシアへの強い拒否反応が生まれようとしています」。
ロシアで何が起こっているのか、解説です。
(動画は6分17秒です。データ放送ではご覧になれません)。