夏の全国高校野球 開会式リハーサル 行進は3年ぶり場内1周に

夏の全国高校野球が6日に開幕するのを前に、甲子園球場で代表校の選手たちも参加して開会式のリハーサルが行われました。

ことしで104回目を迎える夏の全国高校野球は、地方大会を勝ち抜いた49の代表校が出場し、3年ぶりに一般の観客を入れて行われます。

5日午前9時から甲子園球場で開会式のリハーサルが行われ、チーム内で新型コロナウイルスの感染が広がって開会式を欠席する、島根の浜田高校、愛媛の帝京第五高校、佐賀の有田工業、熊本の九州学院の4校に加え、新たに複数の選手の体調不良が確認された県立岐阜商業と福岡の九州国際大付属高校を除く、43校の選手たちが参加しました。

去年の開会式は感染対策で、マスクをつけた選手たちが外野から内野までのみを行進するなど簡素化されましたが、ことしは行進の際に、選手たちがかけ声を出すことを禁止する一方で、3年ぶりに場内を1周する形式に戻されます。

リハーサルでは、選手たちが流れを確認し、最後に選手宣誓を務める神奈川の横浜高校のキャプテン、玉城陽希選手が練習を行って、6日に備えていました。

大会は6日から、3日の休養日も含め、17日間の日程で行われます。