中国 アリババグループ 3か月決算 上場以来初の減収

中国のネット通販最大手、アリババグループのことし4月から6月までの決算は、売り上げが去年の同じ時期からわずかに減少し、2014年の上場以来初めての減収となりました。上海で2か月余りにわたって厳しい外出制限がとられたことなどが要因です。

中国のネット通販最大手、アリババグループが4日発表した、ことし4月から6月までの決算は、売り上げが2055億人民元、日本円で4兆円余りと去年の同じ時期からおよそ0.1%の減少となりました。

アリババグループの四半期の売り上げが前の年の同じ時期と比べて減少するのは2014年にニューヨーク証券取引所に上場して以来初めてです。

これは新型コロナウイルスの感染拡大で上海で2か月余りにわたって厳しい外出制限がとられた影響で物流や供給網が混乱し、国内のネット通販事業が打撃を受けたことなどが要因です。

最終的な利益も227億人民元、日本円で4400億円余りと、去年の同じ時期から50%減少しました。

新型コロナウイルスの感染拡大と厳しい感染対策を受けた個人消費の冷え込みは中国経済の減速につながっていて、ネット通販などの消費の回復が今後、どの程度進むかが焦点となっています。