長崎原爆の日を前に 平和祈念式典の設営作業が始まる

被爆77年となる今月9日の長崎原爆の日を前に、平和祈念式典が行われる長崎市の平和公園で大型テントなどの設営作業が始まりました。

設営作業は4日朝9時から始まり、午前中は、作業員が支柱を並べたあと、白い布を広げて結び合わせていきました。

また、平和祈念像の前方では献花台の設営が行われ、作業員は組み立てた台に白い布をかぶせていました。

長崎県内では新型コロナウイウルスの感染が拡大していて、3日は過去最多の2605人の感染が確認されましたが、長崎市は、式典を当初の予定どおり、席の間隔を1メートルほど空けたうえで行う考えです。

また、式典での警備については、安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれて死亡した事件を受けて警察や市の巡回担当者の人数を増やし、会場の出入り口に設ける金属探知機と手荷物検査のゲートを通過した人にはシールを貼ってもらうなど対策を強化します。

長崎市の担当者は「ことしは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や核兵器禁止条約の第1回締約国会議など平和や原爆に関わる大きな出来事の1年なので、式典が滞りなく厳かに行われるよう準備に臨みたい」と話しています。

設営作業は、式典のリハーサルの前日の7日まで続きます。