台湾 “官公庁へのサイバー攻撃増加” 中国からとみて警戒強化

アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問に中国が強く反発する中、台湾当局は官公庁に対するサイバー攻撃が増えていると明らかにし、主に中国からの攻撃とみて警戒を強めています。

台湾の内閣に当たる行政院は、官公庁がサイバー攻撃で一日に受けるデータの量が、このところふだんのおよそ2倍に増えていると明らかにしました。

ペロシ下院議長が台湾を訪問した2日に受けたデータ量の合計は1万5000ギガバイトと、過去最も多かった日の23倍に上ったということです。

総統府と国防部は、2日以降、サイトに大量のデータを送りつけてシステムをダウンさせようとするサイバー攻撃を受けたとそれぞれ発表していて、行政院は主に中国からの攻撃とみています。

行政院の羅秉成報道官は「すでに対策をとっていて、今のところ、情報セキュリティーに危害は加えられていない」としています。

外交部のサイトには2日夜、中国やロシアのIPアドレスから1分間に850万回のアクセスがあったということで、欧江安報道官は4日の記者会見で「明らかにサイトをまひさせようという悪意によるアクセスだ」と非難しました。