防衛力の抜本的な強化へ 自民に概算要求の骨子案示す 防衛省

防衛力の抜本的な強化を進めるため、防衛省は自民党の会合で、来年度予算案の概算要求に、敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」の早期の装備化や無人機の早期取得などを盛り込む方針を示しました。

防衛省が自民党の会合で示した来年度予算案の概算要求の骨子案には、陸上自衛隊の「12式地対艦誘導弾」の改良などを念頭に、敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」を早期に装備化することや、ミサイルの迎撃や探知・追尾能力の向上、それに航空機、艦艇、車両の各分野で無人機を早期に取得することなどを盛り込んでいます。

また、部隊を機動的に展開するための輸送力の強化や、弾薬や燃料、火薬庫の確保なども進めるとしています。

これに対し、出席した議員からは、おおむね自民党の提言を反映した内容だなどと評価する意見が出されたということです。

防衛省は、今月末までに行う来年度予算案の概算要求で、防衛力を抜本的に強化するために必要な取り組みは要求段階では金額を示さない「事項要求」とする方針で、概算要求の規模は5兆5000億円程度になる見通しです。