ペロシ下院議長の専用機 南シナ海通らず台湾入り 米メディア

アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問についてアメリカのメディアは、ペロシ議長を乗せた専用機が、中国との軍事衝突を避けるため、中国が海洋進出を進める南シナ海の上空を通らず、遠回りして飛行していたと伝えています。

これは旅客機の飛行コースを公開している、民間のホームページの情報をもとに複数のメディアが伝えたものです。

ペロシ議長を乗せた専用機は2日の午後、マレーシアを出発したあと、南シナ海の上空をさけるように飛行し、フィリピンの東側を北上して台湾に到着したとしています。

複数のメディアは南シナ海の上空を通る民間機の飛行時間と比べて、およそ3時間、遠回りしていたと指摘し、安全確保のためにう回するルートがとられたという見方を伝えています。

アメリカの有力紙・ニューヨーク・タイムズは「今回の飛行経路は近年、中国が軍事的な存在感を高める南シナ海で、アメリカと中国の軍事衝突の可能性が現実的であることを明確に示すものだった」と伝えています。